今日からついに学校外での研修スタート。
作業した内容を忘れないように日誌を付けていこう。
今回研修させてもらうのはうちから車で5分のご近所さんのブプレウラム農家様。
月、水、金の週3日で大体30日間の研修。
快く受け入れていただいたことに感謝。
本日の作業内容
- 9:00〜 ブプレウラムハウスの片付け(フラワーネット、マルチ、寒冷紗の撤去)
- 10:00〜 ファーリー収穫
- 13:00〜 ファーリー調整
- 14:30〜 グリーンフェザー調整
今日も最高気温は32度とかなり暑い。
研修先から麦わら帽子持ってきてねーと言われていたので昔買って使うことのなかった麦わら帽子をせっかくだから使ってみようと持っていった。
麦わら帽子最高。
蒸れないしツバが大きくてしっかり日よけもしてくれるしもっと早くから使っていればよかった。
これからの夏は必需品となること間違いなし。
さっそくファーリーの収穫。
ファーリーって初めて聞いたけどこんなやつ。
ペニセタムという種類の植物。
収穫すればきれいなんだけど生えてるところを見る限り雑草。
こういうものはなかなか現場に行かないと育てるって発想にすらならないから目からウロコ。
他にもミューレンベルギア、ルビーグラス、ホワイトランサーなどなどあまり耳にしない植物をたくさん育てていた。
露地でも作れるし手間もかからないしでかなり重宝される植物。
ただあくまで花農家としてやっていくにはメインの作物にはなりにくい。
もっと売上の上がる植物を主軸においた上で空いた時間で育てるイメージ。
仕事が終わったあとに圃場を案内してもらった。
多くのハウスがブプレの定植がおわっていた。
畝には黒マルチを使ってたけど専務曰く失敗とのこと。
黒マルチは熱を吸収しやすいためこの時期に使用するのは得策じゃない。
農協からの資料で白マルチでも黒マルチでも育成状況に差はないとのことで今年は試しに安い黒マルチで試してみたけれど案の定失敗してしまったとのこと。
こういった試験的なことを毎年何かしら行っているみたい。
自分の農場始めたらやはりこんなふうになにかしら毎年試行錯誤しながらいろんなことにチャレンジしていきたいと思った。
ブプレウラムはやはり冬を越すには暖房器具が必須とのこと。
うちの近辺では冬は霜が降りる地域なので一回でも霜が降りてしまったら葉が焼けてしまって売り物にならないとのこと。
暖房器具を導入していてもなにかの拍子で燃油のコックを閉めてしまっていた、電源が落ちて設定が狂って作動しなかったなど失敗例は数知れずとのことなので本当に確認しすぎてもしすぎることはないとのこと。
本当にその通りだなと思った。
この一回の失敗でうん百万の損失になるんだから。
こんな話をできる限り研修期間内にしてあげたい、失敗を少しでもせずに運営をしていってほしいと。
ありがたいことこの上ない。
これからこの研修を通してできる限りのことを吸収していこう。