今日は朝から茨城のSさんの農場見学へ
ここは小松菜とさつまいもの栽培がメインの農場
オーナーのSさんはまだ38歳ととても若いけれど農業歴は十数年とベテランの方
元は花農家だったらしいけど花だけじゃ食べていけないってことで5年ほど前に小松菜とさつまいもにシフトしたそう
使っている従業員は9割海外研修生でカンボジア、マレーシアが多いみたい
日本人も欲しいみたいだけど月収35万円の正社員で募集かけても来ないんだそう
海外研修生も斡旋所へ月々の支払いが一人あたり4万、住まわせるためのアパートの家賃、給料も額面で25万…
一人頭少なくみても32〜35万はかかる計算だからなかなか雇うのも大変だなぁ
労働力として考えたら日本人よりも断然海外研修生の方がいいみたいだけど
そしてその内容は
50mと80mのハウス合わせて60棟
ここを年間通して8回転させるそう
これってかなりすごい数なんだそうで
だからそのために冬場の育成も早め早めに育てなきゃならないからプランターを使って発芽させてから定植させることでこの成長スピードも全然違うそう
こう言った作業の中でやはり大切なのは水やり
これも一棟一棟手で水やりをしていて自動灌水は使ってないそう
一つ一つ見て回ることで水のムラも少なくなるし病気にもすぐ気づけるからとのこと
これをオーナーの弟が全て一人で担当してるって言うんだからかなりすごい
あとここのすごいところは堆肥を自分で作っているところ
ここも広大な土地を使って作っていた
コストの削減にもなるし何より購入先の堆肥はその購入先によっては雑な作りのものも多いそう
でも手間がかかりすぎるから最近は自社で作っているところはほとんどなくてこれは完全にオーナーが趣味でやっているとのこと
これらの管理にはかなりの設備投資が必要で市や国からの借り入れなどもかなりしてるとのことなんだけどこれを一人で背負って回してるってかっこいいなっていう印象
なんか小学生みたいな感想だけど
自分もここまでやりこんで認められるもの作っていきたい